プリンテッドエレクトロニクスは、導電性/半導体/絶縁インクなどと各種印刷技術を駆使して電子デバイスを製造する技術で、Society5.0 (超スマート社会) を実現する基盤技術となることが期待されています。特に近年は、急速に発展するIoT技術のキーテクノロジーとして、技術開発、ビジネス展開及び関連する国際標準化の動きが活発になっており、産業動向は目が離せない状況となってきております。今回は、IEC/TC119 (プリンテッドエレクトロニクス) の国際標準の開発動向をはじめ、当該分野の最新製品開発動向等について紹介致します。
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概要
開催日時 | 2020年 1月 29日(水) 14:00~17:00(受付開始13:30) |
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場所 | 東京ビッグサイト会議棟 6階 610会議室 |
主催 |
一般社団法人電子情報技術産業協会 プリンテッドエレクトロニクス標準化専門委員会 |
参加費 | 無料〔事前申し込みが必要です、申込期限:2020年1月27日(月)〕 |
参加申込 | https://www.jeita.or.jp/cgi-bin/form_tss/form.cgi |
講演プログラム |
14:00 開会挨拶 佐藤忠伸プリンテッドエレクトロニクス標準化専門委員会委員長(富士フイルム㈱) 14:05 -14:40 基調講演これからの日本の標準化の動向と政策 山本克己氏(経済産業省産業技術環境局国際電気標準課課長補佐) 〔概要〕国際標準化を取り巻く昨今の状況と、我が国の取り組みや方向性などについて紹介頂くとともに、 企業のビジネス戦略に標準化を活用した事例など、標準化の重要性について紹介頂く予定です。 14:40 -15:20 プリンテッドエレクトロニクス国際標準化の最新状況とビジネス動向 佐藤忠伸JEITA プリンテッドエレクトロニクス標準化専門委員会委員長(富士フイルム㈱) 〔概要〕プリンテッドエレクトロニクス(PE)は、今後急速に普及が期待されるIoT社会の実現に欠かせない キーテクノロジーの1つであり、市場の立ち上がりに先立つ形で、国際標準化が活発に議論されています。 最近はその動きに変化がみられ、IEC/TC119国際標準に関わるプレイヤーや提案される規格の中身もシフト しつつあります。こういった変化を含めた様々な切り口から、PE国際標準化の現状と変化の兆しを紹介します。 休憩15分 15:35 -16:15 リチウムイオン二次電池製造へのインクジェット印刷技術の応用 栗山博道氏株式会社リコーイノベーション本部PB開発推進センターPBT-PT シニアスペシャリスト 〔概要〕本講演では、インクジェット印刷技術による、リチウムイオン二次電池のアナログからデジタル製造への 変換に関するリコーの取り組みを紹介する。電気自動車からウェアラブルデバイスなど、蓄電池の多様化する 利用シーンに応じ、安全性やフレキシブル性といった付加価値を有する蓄電池製造を可能にすると期待する。 16:15-16:55 高精細印刷に向けた導電性銀ナノ粒子インクの開発 熊木大介氏株式会社フューチャーインク取締役副社長・CTO 〔概要〕㈱フューチャーインクでは、インクジェット印刷や反転オフセット印刷などの微細印刷装置向け 金属ナノ粒子インクの開発と印刷プロセス開発を行っています。本講演では、低温焼結型の銀ナノ粒子インク を使った微細印刷の開発成果、およびそれらを使ったシートセンサ技術についてご紹介します。 16:55-17:00 総括・閉会挨拶 菅沼克昭氏(大阪大学教授・TC119国内委員会委員長) |
お問合せ先 |
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)技術戦略部標準化戦略室(布川・岩渕・澤田) TEL 03-5218-1059FAX 03-5218-1078 e-mail : tsc4(at)jeita.or.jp ※(at)を@に書き換えてください。 |